【ご相談事例】A子さん 女性(S24.7.9生 当時57歳)

主な傷病心臓人工弁装着

ご相談例

H19年の年金相談会に来所、医療機関に勤務。心臓に人工弁を装着して身体障害者手帳1級を昨年交付されましたが、年金は早くもらえますか ?

 ↓ 厚生年金42年間
平成15年7月1日 初診日
平成17年1月20日 人工弁装着
平成17年3月20日 障害者手帳交付
平成19年5月 請求
平成21年7月
(60歳)
障害特例請求選択換え

障害年金が支給されるまでの経過

心臓が悪く人工弁を装着した場合、装着した日が障害認定日となり、翌月より障害厚生年金3級が支給されます。彼女の場合、医療関係者にも関わらず、初診日から3年、人工弁を装着してから2年5ケ月を経過していても、誰も彼女に障害年金の手続きを教えなかったため、障害年金を受給していませんでした
 手続きとして、人工弁を装着した日以降3ヶ月以内の診断書と、請求日の診断書に心電図の計測データーをつけて本来請求したところ、2年4ヶ月分の障害厚生年金が約120万円支給され60歳になるまで月額7万円支給されました。60歳になれば、自身の老齢厚生年金が障害特例で高額になるため、選択換えの手続きをすることを勧めました。



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